研究課題/領域番号 |
19K04901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
大山 達雄 政策研究大学院大学, 政策研究科, 名誉教授 (30134323)
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研究分担者 |
諸星 穂積 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (10272387)
小林 和博 青山学院大学, 理工学部, 准教授 (00450677)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 社会システム / 公共政策分析 / 計量的政策分析 / 都市防災減災 / 業務実績指標 / 頑健性評価 / 存続可能性開放 / 計量的数量分析 / 存続可能性関数 / システム頑健性 / 選挙制度 |
研究開始時の研究の概要 |
都市、交通、防災、教育、科学技術といった各種社会システムはそれぞれの目的、機能、構造についてかなり異なるものの、それらをシステムとして捉えることによって、関連する公共政策の策定、実施、評価に際して、各種データに基づいた、共通の計量的かつ実証的な分析を行うことが可能となる。公共政策研究における理論、応用、実証の3つの側面で貢献することが本研究の主要な目的である。なお、分析に当たっては、申請者らが提起し、いくつかの応用例を研究成果として国内外の学会、学術誌に発表してきた存続可能性関数を中心に、そのさらなる応用可能性について詳細な実証分析を行なう。
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研究成果の概要 |
各種社会システムに関する公共政策の策定、実施、評価に際して、計量的かつ実証的な分析を行なった。1).重大自然災害時における社会インフラ施設の復旧過程を計量的に分析した。2). 水道事業の業務実績指標の構築を試み、現状を事業経営、施設設備、事業運用といった側面から精査し、水道事業のレジリエンス評価を行なった。3).ネットワーク型社会システムの頑健性評価を行い、頑健性向上、安全性強化の方法を探った。4).わが国の選挙制度に基づく問題点を得票率、議席獲得率に関する選挙結果の計量分析によって明らかにした。5).わが国の高等教育評価、研究成果評価、研究助成制度に関する公共政策分析を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重大自然災害時における電力、ガス等の主要社会インフラ施設の復旧過程の分析、水道事業の業務実績指標に基づく業績評価、ネットワーク型社会システムの頑健性評価、わが国の選挙制度評価、そして高等教育、研究成果、研究助成制度の評価はいずれもわが国にとって解決すべき重要な公共政策課題である。研究成果は多くの国内外の学会発表、学術誌における論文刊行、著書として公表され、学術的意義が高く評価された。
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