研究課題/領域番号 |
19K04931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25020:安全工学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
大隅 歩 日本大学, 理工学部, 准教授 (40579413)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 空中超音波 / 非接触計測 / 高速計測 / 空中超音波フェイズドアレイ / 非破壊検査 / 映像化 / 非線形音響 / 高調波 / フェイズドアレイ / 波源走査法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、空中超音波フェイズドアレイ(AUPA)による波源走査を利用した高速広範囲非破壊検査の実現を目指している。本研究は、3年計画である。1年目は、AUPAのアルゴリズムの開発と実証試験を行う。2年目は、映像化アルゴリズムの開発と実装および超高強度AUPAの開発と試験を行う。3年目では、実験試料の作成および実験試料に対する映像化アルゴリズムの実証試験を行う。
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研究成果の概要 |
本研究は,金属製薄板材料を対象とした非接触高速非破壊検査を行うための方法として,空中超音波フェーズドアレイ波源走査法を提案し,その実現を目的とする.具体的には,まず非破壊検査用の空中超音波フェーズドアレイの設計・開発および駆動アルゴリズムの開発を行った.続いて,映像化アルゴリズムを開発し,計測システムに実装した.最後に,開発した空中超音波フェーズドアレイと映像化アルゴリズムを実装した計測システムを用いて,金属製薄板に設けた減肉部に対して実証試験を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
工場プラントなどの大型構造物から航空機部品や電車車両・自動車に至るまで,金属製材料の非破壊検査は社会の安全性から品質の評価までを行う非常に重要な検査である.一方で,運行業務への影響や納品期限による検査時間の制限があるため,広範囲を高速検査できる方法が望まれている.本研究では,上記を実現できる方法として空中超音波フェーズドアレイ波源走査法を創出し,非接触高速非破壊検査について実証した.
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