研究課題/領域番号 |
19K05168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
池野 慎也 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授 (20437792)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 組換えタンパク質発現 / 大腸菌 / LEAペプチド / シャペロン様活性 / 分子シールド機能 / 分子クラウディング / LEAタンパク質 / GFP / シャペロン様機能 / 無細胞タンパク質合成 / 組換えタンパク質 / 分子間相互作用 / 分子シールド |
研究開始時の研究の概要 |
LEAタンパク質は乾燥ストレスを受けたときに発現し、細胞内のタンパク質凝集を抑制する機能を有する。このLEAタンパク質の配列をベースにLEAペプチドを設計し、それを大腸菌内で目的タンパク質と共発現させると目的タンパク質の発現量が倍増することを発見し報告してきた。これまでの研究結果から、LEAペプチドの機能について ①未成熟ポリペプチドの凝集を抑制し、フォールディングを促進する ②発現したタンパク質を分解などから保護する 二つの仮説をたて、それらを実証する研究を推進する。この解明により、タンパク質発現量を調節・制御する新しい方法論を確立することを目指す。
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研究成果の概要 |
組換えタンパク質の発現量を増大させるLEAペプチドの機能について、タンパク質同士の凝集を抑制する「分子シールド機能」、フォールディングを促進する「分子シャペロン様機能」の仮説を立て、LEAペプチドの機能解明を行った。合成LEAペプチドを用いて分子シールド機能の解明を行った結果、LEAペプチドは熱や塩によるタンパク質の凝集を抑止する機能は確認されなかった。一方、無細胞タンパク質合成系を利用して合成LEAペプチド添加による目的タンパク質の発現量を評価した結果、目的タンパク質の発現量が有意に増加した。これらの結果から、LEAペプチドは細胞内で分子シャペロン様機能を有している可能性が高いと考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したLEAペプチド共発現法は、特徴としてペプチド遺伝子を細胞に導入するのみで組換えタンパク質の発現増大し、他の宿主への適用が容易な点にある。そして発現したペプチドは非常に小分子であるため、その除去精製プロセスは非常に簡便である。本研究で取り組んだLEAペプチドの作用機序の解明により、ペプチドにより引き起こされる生体内の現象が明らかになり、それらを調節・制御する新しい方法論の確立につながるため学術的意義も非常に高い。
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