研究課題/領域番号 |
19K05235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28050:ナノマイクロシステム関連
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
竹井 敏 富山県立大学, 工学部, 教授 (90580069)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 水溶性高分子 / 糖鎖誘導体合成 / フォトレジスト / 電子線リソグラフィ / 微細加工 / ホログラフィ / 品質保証 / ライフサイエンス / レジスト / フォトリソグラフィ / 水溶性 / 天然高分子 / 機能性フィルム / ホログラム / 構造色 / フォトリソグラフィプロセス / フォトリソグラフィプロセスに / 糖鎖 / パターニング |
研究開始時の研究の概要 |
新機能となる食品・医薬品カプセル・錠剤上に直接偽装・偽造防止のホログラム・構造色付与のナノパターニング加工ができる300nmの高解像度な特性を有するフォトリソグラフィ用植物由来水溶性ナノパターニング可食材料の設計指針とナノ加工条件の要素技術を3年間で解明する。鍵となる解像度を2µmから300nmへ向上できる植物由来水溶性ナノパターニング可食材料を創出し、微細加工材料の新規な分野・用途展開を加速する。
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研究成果の概要 |
水で塗布し、水で現像するフォトリソグラフィ用砂糖由来水溶性ナノパターニング可食材料の設計指針・要素技術について研究を進めた。新型コロナウィルス感染拡大により、国内外の量産型露光装置へのアクセスに制限があったが、おおむね順調に進展した。天然資源を活用した砂糖由来のフォトリソグラフィ用水溶性ナノパターニング材料の学術論文、外部講演発表、展示会出展、及び新聞等の公開に加え、レジストの知的財産権の有償譲渡を達成でき、日本が得意とする高付加価値機能材の産業力強化へ貢献できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食品偽装・医薬品偽造の拡大が世界的な問題として消費者・患者の安全や生産者の信用、品質保証、更に高付加価値食品・創薬研究を揺るがす脅威となっている。 食品・医薬品カプセル・錠剤上に直接偽造防止ホログラムのナノパターニング加工が行える研究成果物 フォトリソグラフィ用砂糖由来水溶性ナノパターニング可食材料を活用して、微細加工材料の新規な分野・用途展開を加速すると共に、地域(富山)の旗艦産業である医薬品・食品分野の信頼回復を目指す。
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