研究課題/領域番号 |
19K05609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分35020:高分子材料関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
朝倉 哲郎 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (30139208)
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研究分担者 |
田中 綾 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70334480)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 絹人工血管 / 高機能化絹 / 絹多孔質コーティング / ダブルラッセル編み / 動物移植評価実験 / 動脈・静脈用人工血管 / 動脈・静脈用絹人工血管 / 高分子 / 人工血管 |
研究開始時の研究の概要 |
高強度または高弾性を有する絹人工血管基盤を、各々、“編み”の技術を駆使して作製する。そして、生分解性の高い人工血管用に改変した高機能化絹多孔質スポンジで基盤へのコーティングを行い、動物移植実験による評価を行う。それを3年間にわたって繰り返すことによって、動脈用および静脈用の小口径絹人工血管を開発、本研究課題を達成する
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研究成果の概要 |
新たな小口径絹人工血管をダブルラッセル編みと絹をベースに各種コーテングを組み合わせて作製し、ラットの動脈および静脈へ移植、その性能を評価した。特に、各種コーテングの作製は、固体NMRの手法を十分に生かして、最適化を行った。そのようにして得られた絹人工血管を移植後、一定期間を経て自己の血管の一部が再生されることを確認、自己再生型の動脈および静脈用の小口径絹人工血管の開発が進んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化社会や社会習慣病の増加を受け、需要が高まっているが未だ市販品のない小口径動脈用人工血管や市販品では閉塞しやすい静脈用人工血管について、問題点を克服した絹人工血管を開発した社会的意義は大きい。
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