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有害金属の発達神経毒性におけるMARCKSタンパク質の関与とその役割

研究課題

研究課題/領域番号 19K06404
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42020:獣医学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

白石 光也  鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 教授 (20383656)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード重金属 / 培養神経細胞 / MARCKS / 分化誘導 / SH-SY5Y細胞 / SH-SY5Y / メチル水銀 / 神経毒性 / 有害金属 / 発達神経毒性
研究開始時の研究の概要

有害金属による健康被害は近年においても国際的な懸念事項であり、特に脳の発達期における暴露は中枢神経系疾患のリスクファクターとなることが示唆されている。本研究では、分化誘導した培養神経細胞およびラット新生仔暴露モデルを用いて、有害金属の毒性作用および中枢神経系の発達に必須のタンパク質であるMARCKSの関与とその制御機構について検討を行い、有害金属(ヒ素・鉛・水銀・カドミウム)による発達神経毒性作用の科学的背景を解明することを目的とする。

研究成果の概要

中枢神経系の発達に必須のタンパク質であるMARCKSは、メチル水銀による毒性の発現に関与することが報告されている。本研究では、分化誘導した培養神経細胞に対する各種有害金属の毒性、およびMARCKSの関与とその制御機構について解析した。その結果、MARCKS発現量やリン酸化状態の変化がその毒性発現機構に重要である可能性を示した。さらに、メチル水銀以外の重金属による毒性にもMARCKSが広く関与していることを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

有害金属による健康被害は近年においても国際的な懸念事項である。本研究で、分化誘導した培養神経細胞においてMARCKSがその毒性に広く関与することを明らかにした意義は高い。また本研究で提示された培養神経細胞の分化誘導法およびMARCKSの機能解析手法は、重金属毒性を含む神経学的研究の発展において非常に有用であることを示した。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 未分化型および分化型ヒト由来培養神経細胞におけるウイルス感受性の比較2021

    • 著者名/発表者名
      牧野遥、正谷達謄、藤本佳万、内藤清惟、白石 光也
    • 学会等名
      第164回日本獣医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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