研究課題/領域番号 |
19K06637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44010:細胞生物学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
久万 亜紀子 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (30392377)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | オートファジー |
研究開始時の研究の概要 |
オートファジーは、細胞内における主要な分解システムである。1990年代にオートファジー関連遺伝子Atg群が同定され、オートファジーの生理機能が次々と明らかになる一方で、その分子機構の詳細は未だよくわかっていない。本研究課題では、Atg5欠損マウス脳抽出液のMS解析により同定されたオートファジー関連候補因子の解析により、オートファジーの分子機構の解明に取り組む。
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研究成果の概要 |
本研究課題では、Atg5欠損マウス脳の質量分析によりオートファジー関連候補因子を同定し、これらの解析によりオートファジーの分子機構解明に取り組んだ。解析の結果、同定した候補因子がオートファジーと小胞体のコンタクトサイトで働くこと、損傷リソソーム選択的オートファジーに関わるE3リガーゼとして働くこと、などが明らかとなった。本解析により、選択的オートファジーの分子機構の一端が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オートファジーの生理機能が次々と明らかになる一方で、その分子機構の詳細は未だ不明な点が多い。とくにオートファゴソームの形成メカニズムについては、オートファゴソームの形成始動機構やオートファゴソーム膜の曲率維持の仕組みなど、未解決な問題が数多く残されている。本研究では、独自のスクリーニングにより同定したオートファジー関連候補因子の解析により、オートファジーの分子機構の一端を明らかにした。
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