研究課題/領域番号 |
19K06667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44010:細胞生物学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
森戸 大介 昭和大学, 医学部, 講師 (20514251)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ミステリン / RNF213 / もやもや病 / 脂肪滴 |
研究開始時の研究の概要 |
難治性脳血管疾患もやもや病の責任遺伝子ミステリン(別名RNF213)にはユニークなハイブリッド酵素(ATPアーゼ/ユビキチンリガーゼ)が コードされており、細胞内の脂質代謝制御に寄与している。ミステリンによる脂質代謝制御およびその破綻について、培養細胞と個体を併用しながら、生化学解析、イメージング、プロテオーム解析、メタボローム解析等により全容の解明を目指す。
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研究成果の概要 |
研究代表者は東アジアに多いヒト脳血管疾患もやもや病の責任遺伝子をクローニングし、ミステリンと名付けた(別名RNF213)。ミステリン遺伝子のATPアーゼ活性、ユビキチンリガーゼ活性を実験的に証明し、ミステリンが脂肪滴結合性の代謝制御因子であり、もやもや病変異によりその機能が損なわれることを明らかにした。ミステリンの代謝機能について詳しい解明を進め、ミステリンが脂肪滴表在性プロテオームの編成制御因子である可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
もやもや病は我が国を始めとする東アジアに多い重篤なヒト脳血管疾患であり、小児脳梗塞や精神発達遅延、深刻な脳出血を生じる場合がある。病因、病態メカニズムとも明らかでなく、根治療法も確立していない。頭蓋切除による血管バイパス形成が有効であるが、しばしば再発を認める。本研究を含む研究代表者による一連の研究(もやもや病遺伝子の分子クローニング、活性解明と生理・病態機能探索)によりもやもや病の病態メカニズム解明は着実に進んでおり、一定の学術的・社会的意義がある。
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