研究課題/領域番号 |
19K07224
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
中村 克徳 琉球大学, 病院, 教授 (20361363)
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研究分担者 |
益崎 裕章 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00291899)
安藤 雄一 名古屋大学, 医学部附属病院, 教授 (10360083)
松永 民秀 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 教授 (40209581)
莚田 泰誠 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, チームリーダー (40392146)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | バイオ医薬品 / 副作用 / インフュージョンリアクション / FcRn 遺伝的多型 / サイトカイン放出症候群 / 抗体医薬 / 副作用軽減 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者が勤務する医療現場では、約 1500 品目の医薬品を用い医療を実践しているが、従来治療法のなかった疾患に関しても著効を示す医薬品が採用されるようになってきた。この主役となっているのが、生体内の目的分子にターゲットを絞って結合して効果を発揮する「バイオ医薬品」である。本研究では、バイオ医薬品の副作用予防および有効性の個人差を考慮した最適な使用法の研究を行う。
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研究成果の概要 |
抗体医薬の適正な使用法及び適切な選択は臨床的な意義があると考えられる。本研究では、何がバイオ医薬品による副作用の原因となるのか、バイオ医薬品の副作用軽減に用いる併用薬は何が最適なのかを明らかにすることを主な目的とした。インフュージョンリアクションは、投与速度、副腎皮質ステロイド剤の追加投与、抗ヒスタミン薬と解熱鎮痛剤予防投与でコントロールされている。バイオ医薬品の一種であるリツキシマブのインフュージョンリアクションの発生頻度と、FcRn 遺伝的多型との相関を解析した。FcRn 遺伝的多型迅速診断法を開発した。さらに併用薬の差について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗体医薬の動態に関与する抗体医薬の生体内輸送タンパクは、研究が始まったばかりで、特に抗体医薬の血中半減期に関与する細胞内輸送タンパク遺伝的多型の影響は十分に検討されていない状態である。このため、何がバイオ医薬品による副作用の原因となるのか、バイオ医薬品の副作用軽減に用いる併用薬は何が最適なのかを明らかにすることは、抗体医薬の適正な使用法及び適切な選択は臨床的な意義があると考えられる。この手段として、FcRn 遺伝的多型の診断法の開発は学術的意義および社会的意義があると考えられる。
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