研究課題/領域番号 |
19K07753
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
村瀬 和幸 札幌医科大学, 医学部, 講師 (90444918)
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研究分担者 |
加藤 淳二 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20244345)
高田 弘一 札幌医科大学, 医学部, 講師 (90398321)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 難治性軟部肉腫 / 標的抗がん治療法 / 標的抗が ん 治療法 / AYA世代 |
研究開始時の研究の概要 |
日本では毎年5000人ものAYA世代の若者ががんに罹患している。AYA世代のがん対策は政策提言にもある通り、これからの日本の医療にとって大きな課題である。今回我々はAYA世代で問題となる希少がん、特に治療法の進歩の乏しい軟部肉腫に注目した。申請者らはこれまでに、Liposomeを利用した新たなDrug delivery system (DDS)を開発した。そこで本研究ではこのDDSに、軟部肉腫に集積することが明らかになっているFluorodeoxyglucose (FDG)を応用することで、軟部肉腫に対する新たなDDSを用いた新たな抗がん療法を開発することを目標とする。
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研究成果の概要 |
AYA世代で問題となる進行軟部肉腫の予後改善のため、新規治療法の開発が望まれている。本研究ではFluorodeoxyglucose (FDG)を結合したLiposomeを使用した軟部肉腫に対する新たな試薬による抗癌剤感受性を明らかにするためにBH3 profilingとDrug delivery systemを検討した。これにより軟部肉腫における各種抗癌剤の治療効果と相乗効果を明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
AYA世代で問題となる進行軟部肉腫の予後改善のため、新規治療法の開発が望まれている。本研究で検討したFluorodeoxyglucose (FDG)を結合したLiposomeを使用した軟部肉腫に対する新たなDDSは、軟部肉腫における新規治療法の可能性があるが、更なる改良・検討を要する課題であった。
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