研究課題/領域番号 |
19K08453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
柿本 一城 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (20589816)
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研究分担者 |
友田 紀一郎 大阪医科薬科大学, 医学部, 非常勤講師 (50362843)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 炎症性腸疾患 / iPS細胞 / オートファジー / iPS / 腸管上皮細胞 / 腸上皮細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
誘導性多能性幹細胞(induced pluripotent stem cells: iPS細胞)は、再生医療のみならず、疾患の病態解明や創薬研究の基盤技術として期待されている。本研究では、未だ根本的治療法のない原因不明の難病である炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease: IBD)における新たな研究基盤となるべく、ヒトiPS細胞を用いてIBD疾患モデリングを確立する。具体的には、健常人およびIBD患者由来iPS細胞から腸管組織へ分化誘導し、in vitroでの腸管炎症モデルを作製した上で、病態解明や新規治療標的の探索を行う。
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研究成果の概要 |
誘導性多能性幹細胞(induced pluripotent stem cells: iPS細胞)は、再生医療のみならず、疾患の病態解明や創薬研究の基盤技術として期待されている。本研究では、未だ根本的治療法のない炎症性腸疾患における新たな研究基盤となるべく、ヒトiPS細胞を用いて炎症性腸疾患の疾患モデルの作製を試みた。健常人由来のiPS細胞から小腸の腸管上皮細胞へ分化誘導し、in vitroにて腸管炎症モデルを作製した。また炎症性腸疾患感受性遺伝子であるATG16L1を抑制し、オートファジーが腸管炎症に関わる病態メカニズムの一部を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
炎症性腸疾患の研究手法としては一般的に、マウス等による動物実験や、ヒトの腸管組織検体を用いた研究などが行われているが、動物実験では種間の差異が存在し、ヒト組織においては検体採取に限界がある。ヒトiPS細胞から腸管組織へと分化させ、炎症性腸疾患の疾患モデルとして研究に用いることが可能となれば、種間の差異や検体採取の限界といった従来の課題が解決され、今後、創薬研究や病態メカニズムの解明に繋がることが期待される。
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