研究課題/領域番号 |
19K08577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 優子 浜松医科大学, 医学部, 教授 (20345812)
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研究分担者 |
浦野 哲盟 浜松医科大学, 医学部, 特命研究教授 (50193967)
佐野 秀人 浜松医科大学, 医学部, 助教 (80623842)
本藏 直樹 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (40518081)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 線維素溶解(線溶) / 可視化解析 / 血小板 / 血栓形成 / トロンビン生成 / トロンボモジュリン / トロンビン活性化線溶抑制因子 / 蛍光顕微鏡 / 線溶反応 / 活性化血小板 / トロンビン活性 / プラスミノゲン集積 / 直接経口抗凝固薬 / 線溶 / 血栓形成溶解 / 時空間的制御機構 / リアルタイムイメージング解析 / 疑似血管モデル / 抗血栓療法 |
研究開始時の研究の概要 |
心筋梗塞、脳梗塞等の血栓性疾患に対する薬物療法では抗血小板薬や抗凝固薬、さらに発症直後には血栓溶解薬が用いられるが、一方でその副作用として出血性リスクの上昇に伴う生命予後の悪化が問題となっている。本研究では止血血栓形成能を維持し、かつ十分な血管内血栓形成抑制効果が期待できるような薬物療法の確立を目指して、時空間的に巧妙に増幅制御された「血栓形成-溶解連関」を解明することを目的とする。
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研究成果の概要 |
血液凝固反応は、出血部位では十分に活性化されて止血血栓の形成を促進し、一方、血管内では活性化されず血栓を形成しないように精巧に調節されている。生活習慣病や加齢に伴う種々病態では血管内で血栓形成がおこりやすくなっている。これを予防するための抗血栓薬や血栓症治療薬では、止血血栓形成も抑制され出血リスクが問題となる。本研究では、血栓形成能に関わる一連の反応系を可視化解析することにより、出血リスクを抑えた血栓症治療の可能性を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心筋梗塞や脳梗塞をはじめとした従来の血栓性疾患のみならず、近年では新型コロナウイルス感染症の重症化ならびにワクチン接種における血栓症リスクがクローズアップされた。本研究では血小板の活性化、凝固反応の活性化、生じた血栓を溶かす線維素溶解(線溶)の各反応系を一連の時空間的に制御される反応系として解析した。これをさらに各病態に応じた反応系として捉えることで、より適切な血栓症の治療・予防法の確立につながることが期待できる。
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