研究課題/領域番号 |
19K08670
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
中村 哲也 群馬大学, 医学部附属病院, 教授 (10272238)
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研究分担者 |
大山 善昭 群馬大学, 医学部附属病院, 准教授 (80420131)
大上 美穂 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (40269048)
住吉 尚子 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (90826942)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 高血圧 / 圧ナトリウム曲線 / 腎間質圧 / 一酸化窒素 / 食塩 / 危険因子 / 食塩感受性高血圧 / 心血管病 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究計画では、高食塩食によって組織間隙に高張性ナトリウム(Na)蓄積が起こり、Na高浸透圧によって単核食細胞系細胞での血管内皮細胞増殖因子C(VEGF-C)のプロモーター結合タンパクTonEBPを介したVEGF-C分泌と炎症シグナルにより、毛細リンパ管ネットワークの密度増加と過形成が引き起こされることを示す。炎症シグナルについては、炎症性サイトカインやtumor necrosis factor αの産生が亢進することを証明する。さらに、毛細リンパ管ネットワークの再構築異常により、腎間質圧調節異常、圧ナトリウム利尿曲線右方偏位、食塩感受性高血圧発症がもたらされることを明らかにする。
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研究成果の概要 |
高齢化や生活習慣の欧米化を背景に、循環器疾患が急増し、健康寿命に大きな影響を及ぼしている。高血圧は、主要な循環器疾患危険因子であり、環境因子特に食塩と複数の遺伝因子の相互作用から発症する。一方、高血圧の発症・進展要因は非常に多様であり、炎症や酸化ストレスなどの非古典的な危険因子も知られるようになった。本研究計画の目的は、全身血圧を規定する圧ナトリウム(Na)利尿を直接仲介する腎髄質循環の調節機序を、食塩と炎症シグナルに焦点を当てて、分子レベルで解明し、原因が特定されていない本態性高血圧症における意義を明らかにすることに発展する成果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化や生活習慣の欧米化を背景に、循環器疾患が急増し、健康寿命に大きな影響を及ぼしている。高血圧は、主要な循環器疾患危険因子であり、環境因子特に食塩と複数の遺伝因子の相互作用から発症する。一方、高血圧の発症・進展要因は非常に多様であり、炎症や酸化ストレスなどの非古典的な危険因子も知られるようになった。本研究計画の目的は、全身血圧を規定する圧ナトリウム(Na)利尿を直接仲介する腎髄質循環の調節機序を、食塩と炎症シグナルに焦点を当てて、分子レベルで解明し、原因が特定されていない本態性高血圧症における意義を明らかにすることに発展する成果が得られた。
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