研究課題/領域番号 |
19K08770
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
大沢 匡毅 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10344029)
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研究分担者 |
矢澤 重信 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (30392153)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 尋常性白斑症 / メラノサイト / 疾患モデル / 自己免疫疾患 / 実験動物 / 尋常性白斑 / モデルマウス / トランスジェニックマウス / 疾患モデルマウス / ゲノム編集 / 自己免疫 / 遺伝子操作マウス |
研究開始時の研究の概要 |
尋常性白斑は人口の1~2%が発症する発症率の高い皮膚疾患である。皮膚に白斑が形成されることが主症状であり,外見上の病変によって患者の生活の質が著しく低下してしまう。このような白斑は,皮膚に色をつける役割をしているメラノサイトが皮膚から消失しまうことによって起こる。しかし,なぜメラノサイトが消失してしまうのか,その原因については十分に解明されていない。本研究では、尋常性白斑を発症するモデルマウスを作製することともに,作製されたモデルマウスを用いて白斑が発症する仕組みを解明することを目指す。
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研究成果の概要 |
尋常性白斑はメラノサイトが消失してしまうことにより皮膚に白斑が形成される疾患であり,白斑という外見上の病変によって患者のQOLが著しく低下してしまうことが問題である。尋常性白斑症については病態を再現する有効な研究モデル系が確立されておらず,病態の解明やその有効な治療法の開発が遅れている。そこで、本研究課題では、尋常性白斑の病態を再現することができる新規白斑モデルマウスを作製することを目的に研究を行なった。CRISPR/Cas9システムを活用して遺伝子編集技術によって新たな白斑モデルマウスを作製することができた。本マウスは、尋常性白斑の病態の解明に重要な役割を果たすことが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
尋常性白斑は人口の1~2%が発症する発症率の高い皮膚疾患である。皮膚に白斑が形成されることが主症状であり,外見上の病変によって患者の生活の質が著しく低下してしまう。このような白斑は,皮膚に色をつける役割をしているメラノサイトが皮膚から消失しまうことによって起こる。しかし,なぜメラノサイトが消失してしまうのか,その原因については十分に解明されていない。本研究では、ヒトの尋常性白斑症の病態を再現することができるモデルマウスを作製した。作製されたモデルマウスを用いて白斑が発症する仕組みを解明することが可能になる。
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