研究課題/領域番号 |
19K08815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西東 秀晃 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50815496)
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研究分担者 |
一井 倫子 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30633010)
柴山 浩彦 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教授 (60346202)
戸田 淳 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (90770834)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 同種造血幹細胞移植 / GVHD / 同種移植 / リンパ球 / STAP / STAP蛋白 / 胸腺再生 / 免疫再構築 |
研究開始時の研究の概要 |
Signal-transducing adaptor protein(STAP)蛋白ファミリーは、リン脂質結合モチーフであるPleckstrin homology (PH)ドメイン、リン酸化チロシンとの親和性が知られるSrc homology (SH)2ドメインに類似した構造を有するアダプター蛋白である。申請者らは以前より、STAP蛋白が炎症・免疫系シグナルを調整することを報告してきた。本研究では、STAP蛋白が同種造血幹細胞移植後の免疫再構築とその後の同種免疫応答において果たす役割について明らかにする。本研究の研究成果が移植後晩期合併症に対する新たな治療アプローチにつながる事が期待できる。
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研究成果の概要 |
Signal-transducing adaptor protein(STAP)蛋白ファミリーは、リン脂質結合モチーフであるPleckstrin homology ドメイン、リン酸化チロシンとの親和性が知られるSrc homology 2ドメインに類似した構造を有するアダプター蛋白である。申請者らは以前より、STAP蛋白が炎症・免疫系シグナルを調整することを報告してきた。本研究では、STAP蛋白が同種造血幹細胞移植後の免疫再構築とその後の同種免疫応答において果たす役割について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
同種造血幹細胞移植は、難治性白血病や重症の造血不全疾患などで唯一治癒が期待できる治療法であるが、移植後のGVHDや免疫不全のよる易感染性の制御が難しく、未だに高い致死リスクが存在する。本研究は生体の免疫再構築機構と移植後のGVHD発症にSTAP-2が作用する事を明らかにし、治療標的となる可能性を示した。
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