研究課題/領域番号 |
19K09216
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
廣 純一郎 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (70444437)
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研究分担者 |
問山 裕二 三重大学, 医学系研究科, 教授 (00422824)
藤川 裕之 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (40616091)
楠 正人 三重大学, 医学系研究科, 寄附講座大学教員 (50192026)
荒木 俊光 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (70343217)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 大腸癌 / Tumor Budding grade / microRNA / バイオマーカー / tumor budding grade / microRNAパネル / Budding / エピゲノム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、まず次世代シーケンサーによる網羅的解析のもとHigh Budding grade症例と強く関与するmiRNAパネルを作成し、後ろ向き検証では手術検体を用いて同パネルのHigh Budding grade症例同定精度を検証するが、次段階としては早期大腸癌あるいは直腸癌の患者様より術前の生検検体を収集し同検体から抽出したRNAより候補miRNAの定量をおこない、実際に手術をおこなった時の手術病理標本から得られたTumor budding gradeと照らし合わせ、このmiRNAパネルのHigh Budding grade予測能を前向きに検証する予定である。
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研究成果の概要 |
別添の資料に詳細を記載させて頂いたが、大腸癌組織より抽出したRNAにてmiRNA microarray法を用いてBudding high gradeに特異的に異常発現するmiRNAを11個選定し、testing cohortとvalidation cohortで左記の候補miRNAの発現値とbudding gradeとの相関を検証。各miRNAともhigh budding gradeを高精度に同定しうる結果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Tumor budding gradeは非常に有用な指標でありながら、内視鏡治療手術標本に基づいて評価されており、大腸癌患者の治療前の戦略に大きく影響していないのが現状であり、high tumor budding gradeを予測しうる分子生物学的バイオマーカーの開発・発展が望まれる現状である。
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