配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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研究成果の概要 |
本研究は胸腺上皮細胞(TET)の免疫逃避機構を解明し、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の有効な使用法を開発することである。TETのサブタイプ(A, AB, B1, B2 ,B3, C)と浸潤リンパ球(TIL)の免疫染色による定量解析により、PDL1, CD8, FOXP3の発現強度とその比率はサブタイプごとに異なり、これがTETの悪性度、予後に関連することを見出した。新鮮検体のFACS解析によりTETは正常胸腺に比してeffector T reg を多く含んでいることがわかった。以上の結果よりサブタイプや腫瘍内T reg程度によりICI効果が異なる可能性が示唆された。
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