研究課題/領域番号 |
19K09412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 興太 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40751631)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳動脈瘤 / くも膜下出血 / ビタミンD / マウスモデル / マウス実験モデル |
研究開始時の研究の概要 |
ビタミンDは筋骨格代謝、電解質調整において重要な役割を果たすが、その他にも多くの生理学的役割を有し、免疫疾患、癌、血管病変などの慢性疾患と関連することが明らかとなってきた。我々は、ビタミンD欠乏が脳動脈瘤破裂を増加させるという仮説をたて、先行実験でこれを明らかとした。 ビタミンD欠乏による脳動脈瘤破裂の増加には、血管細胞のビタミンD受容体(VDR)への ビタミンDの結合低下が関与するという仮説を立てた。3種類の細胞特異的なVDR欠損マウスを用いることで、いずれの脳血管細胞が脳動脈瘤の破裂増加に関与するかを調べ、RT-PCR、免疫染色など方法を用いて、更なるメカニズムを探索する。
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研究成果の概要 |
【目的】VD欠乏は脳動脈瘤破裂を増加させるという仮説を立て、マウス脳動脈瘤モデルを用いて検証した【方法】(実験1)対照食群またはVD欠乏食群に割り付けた各マウスに脳動脈瘤を誘導し、脳動脈瘤発生と破裂の有無を確認した。(実験2)血管内皮細胞、血管平滑筋細胞、骨髄球の各特異的ビタミンD受容体(VDR)欠損マウスとそれぞれの同腹表現型正常マウスを用い、脳動脈瘤の発生率と破裂率を検証した。【結果】(実験1)対照食群に比べてVD欠乏食群で脳動脈瘤破裂率が高かった。(実験2)血管内皮細胞、血管平滑筋細胞の特異的VDR欠損マウスで脳動脈瘤破裂率が高かった。骨髄球の特異的VDR欠損マウスでは差はなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マウス脳動脈瘤に置いて、ビタミンD欠乏は脳動脈瘤破裂を増加させた。脳動脈瘤の破裂増加には炎症が関与し、血管内皮細胞と血管平滑筋細胞のビタミンD受容体が重要であることが示唆された。マウス脳動脈瘤に置いて、ビタミンD欠乏は脳動脈瘤破裂を増加させた。脳動脈瘤の破裂増加には炎症が関与し、血管内皮細胞と血管平滑筋細胞のビタミンD受容体が重要であることが示唆された。マウス脳動脈瘤に置いて、ビタミンD欠乏は脳動脈瘤破裂を増加させた。脳動脈瘤の破裂増加には炎症が関与し、血管内皮細胞と血管平滑筋細胞のビタミンD受容体が重要であることが示唆された。
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