研究課題/領域番号 |
19K09515
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
丸山 啓介 杏林大学, 医学部, 講師 (10345192)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 外視鏡 / 拡張現実 / 手術ナビゲーション / ナビゲーション |
研究開始時の研究の概要 |
拡張現実型脳手術ナビゲーションを手術用外視鏡(exoscope)に導入することにより、脳内の構造物を外視鏡のモニター上に表示させることにより体内の構造があたかも「透けて」見えるようにする拡張現実による新規手術ナビゲーションの開発を行う。頭部画像をワークステーションに取り込み頭皮および目標物の3次元画像を作成して三鷹光器社製外視鏡モニターに表示させる。模型にて投影誤差が許容範囲内であることを確認したのち、患者頭部と位置合わせを行った状態で視認される病変の位置と、開頭して病変が露出した状態での病変の位置を比較し、その誤差を測定し臨床上の有用性を検討する。
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研究成果の概要 |
画像処理を行うワークステーションtrans-visible navigatorのうち、当初予定していた予算が削減された影響により購入はモーションキャプチャーカメラ部分にとどまった。外視鏡は三鷹光器社のHawkSightを購入するに至った。これにナビゲーションのための光学マーカーを設置した。ファントムを用いた誤差測定に向けてソフト面、ハード面での調整を行った。が、外視鏡にて焦点を合わせる際のレンズの移動にワークステーションtrans-visible navigator側の対応に難航し、研究期間の終了に至った。 この間、関連する研究内容について論文発表および学会発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画像処理を行うワークステーションtrans-visible navigatorで外視鏡を用いたナビゲーションを行おうとする際、外視鏡にて焦点を合わせる際のレンズの移動にワークステーションtrans-visible navigator側の対応に相応の対応が必要であることを見出した。この点が今後解決されることが期待される。
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