研究課題/領域番号 |
19K09534
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
千田 光平 岩手医科大学, 医学部, 助教 (30611016)
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研究分担者 |
吉田 研二 岩手医科大学, 医学部, 特任准教授 (10316367)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 脳血行再建術後過灌流 / 認知機能障害 / 脳動脈血行再建術 / 術後過灌流 / 過灌流 |
研究開始時の研究の概要 |
慢性脳虚血状態のラットに対し過灌流を導入し、大脳実質および血液脳関門に与える影響を分子生物学的に評価し、認知機能障害との関係を明らかにする。さらに慢性脳虚血や脳梗塞による障害と比較し、過灌流が認知機能障害をきたす分子生物学的メカニズムを解明する。
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研究成果の概要 |
本研究では、既存の手法に改良を加えることで、最適な慢性脳虚血後の過灌流モデルを作成することができた。慢性脳虚血の程度を微調整することができ、過灌流を起こす際にも、容易に狭窄を解除することができる画期的なモデルである。この手法を用いて、過灌流導入後のラットの高次脳機能障害を評価し、血液脳関門の破綻や脳実質のダメージを分析し、そのメカニズムを明らかにする予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、既存の手法に改良を加えることで、最適な慢性脳虚血後の過灌流モデルを作成することができた。さらにこのモデルを用いることで、慢性脳虚血後の過灌流により認知機能障害が生じるメカニズムを解明することができる。このメカニズムが解明されることで、本研究が脳血行再建術後過灌流に対する新たな治療法の開発に貢献すると考える。
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