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コンディショナルノックアウトラットを用いたMkxの発生・恒常性維持機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K09544
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

伊藤 義晃  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (50511044)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード腱 / Mkx / 腱・靭帯 / ノックアウトラット
研究開始時の研究の概要

本研究では、腱の形成・恒常性維持に必須の転写因子Mkxのコンディショナルノックアウトラットを作製・解析し、Mkxのコラーゲン線維形成 (Fibrillogenesis)および異所性骨化における分化転換 (Transdifferentiation)における機能について明らかにし、腱疾患の疾患の病因解明や治療法確立の基盤となる腱の発生・恒常性維持メカニズムについて明らかにする。

研究成果の概要

本研究では、腱疾患の病因解明や治療法確立の基盤となる腱の形成・維持機構を解明することを目的に、腱の形成・恒常性維持におけるMkxの機能についてラットを用いた解析を試みた。ラットの尾腱およびアキレス腱から腱細胞を取得する方法について検討し、Mkxfloxラット腱細胞を取得することに成功した。4週齢のMkx-Floxラットのアキレス腱から細胞を採取し、Cre遺伝子を導入してqPCRによる発現解析を行った結果、Mkxの発現が抑制されることを確認した。さらに腱・靭帯の主成分であるCol1a1などの腱マーカー遺伝子の発現が減少し、軟骨マスター遺伝子であるSox9の発現が上昇することがわかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によりMkxの腱恒常性維持に重要な遺伝子であることが改めて確認された。今後のMkxに関する研究により腱関連疾患の病態解明や新規治療法開発の基盤となりうる腱の形成や恒常性維持メカニズムの解明への寄与が期待される。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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