研究課題/領域番号 |
19K09727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
北村 寛 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (00404674)
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研究分担者 |
新井 恵吏 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (40446547)
西山 直隆 富山大学, 学術研究部医学系, 講師 (70619030)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腎細胞がん / CpGアイランドメチル化形質 / コンパニオン診断 / 腎細胞癌 / 個別化治療 / CpGアイランド / メチル化 |
研究開始時の研究の概要 |
1. 腎細胞がん手術材料より組織検体を採取し、CpGアイランドメチル化形質 (CpG island methylator phenotype [CIMP])診断基準の予後予測に関する信頼度の前向き検証を行う。
2. in vitro・in vivoで オーロラキナーゼ(AURK)阻害剤の奏効性を証明する。
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研究成果の概要 |
腎細胞がんの手術検体を採取しDNAを抽出、高速液体クロマトグラフィーを基盤とするDNAメチル化定量システムを用いて、CpGアイランドメチル化形質判定を行った。合計383症例を登録し、現在までに192例の解析を完了した。R5年度上半期にすべての症例の解析を完了の予定である。 現在それぞれに対しての予後や病理学的特徴を調査中で、今後本システムの判定との関連性を検討する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多層オミックス統合解析により同時に同定したコンパニオン診断マーカーと治療標的を用いることで、転移・再発を来たしやすい難治がんである腎細胞がん症例を、診断と予後予測システムを確立し得た。またCIMP陽性症例に対する新規治療を樹立するための基盤となる知見を得ることができた。
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