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出生三世代コホートによる常位胎盤早期剥離の遺伝・環境要因の究明

研究課題

研究課題/領域番号 19K09771
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関東北大学

研究代表者

倉片 三千代  東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (10722580)

研究分担者 菅原 準一  東北大学, 医学系研究科, 教授 (60280880)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード常位胎盤早期剥離 / 常位胎盤早期はく離 / ゲノムワイド関連解析 / メタボローム解析 / ゲノム / SNPアレイ / 三世代コホート / 多因子疾患 / 発症予測
研究開始時の研究の概要

常位胎盤早期剥離(PA: Placental Abruption)は、全妊娠の0.4-1.0%に発症する多因子疾患であるが、いまだ明確な原因は不明である。これまで多くのリスク因子が報告されているが、民族差も大きいことが知られている。本研究は、出生三世代コホートの検体・情報を用い、夫婦児トリオの複雑な遺伝効果を考慮に入れたゲノムワイド関連解析を行う。具体的には、これまで報告された疾患感受性遺伝子変異の妥当性検証を行い、さらに新規ゲノム変異の探索を行う。加えて、これらのゲノム変異情報に、疾患に有意に関連する疫学的要因を加えることで、発症予測式構築を目指す。

研究成果の概要

東北メディカル・メガバンク機構が推進する、三世代コホート参加者の臨床情報から解析対象妊婦(常位胎盤早期剥離 100名、対照200名)、及びそれぞれの夫婦児トリオを抽出した。また、対象症例のジャポニカアレイ解析が完了していることを確認した。その後、症例対照合計321例について、疾患発症予測式に用いる血漿メタボローム解析を実施し、現在自統計解析を進めている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

常位胎盤早期剥離は、遺伝・環境因子が複雑に関与する多因子疾患であるが、いまだ明確な原因は不明である。これまで多くのリスク因子が報告されているが、人種/民族差も大きいことが知られている。我が国においては、本疾患に関連する大規模なゲノムワイド関連解析の報告はなく、遺伝的要因の究明が求められている。
本研究は、大規模出生三世代コホートの検体・情報を用い、ジャポニカアレイによる、妊産婦・父・児の複雑な遺伝効果を考慮に入れたゲノムワイド関連解析を行う。加えて、血漿メタボローム解析情報、疫学的情報を加えることで、疾患発症予測式の構築を目指すもので、現在統計解析が順調に進んでいる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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