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間葉系幹細胞の生体内挙動解析に基づく機能増強型移植細胞の作製

研究課題

研究課題/領域番号 19K10029
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

高田 仁実  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (80641068)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード間葉系幹細胞 / シングルセル解析 / 分泌性因子 / 下肢虚血 / 培養技術 / 組織再生 / 血管新生 / 脂肪組織 / 細胞移植 / 再生医療
研究開始時の研究の概要

間葉系幹細胞は成人の骨髄や脂肪から比較的容易に採取できる細胞であり、損傷部位に移植すると抗炎症作用や血管新生作用をもたらすことから、細胞移植治療の開発が進められている。しかしながら一方で、移植した間葉系幹細胞の生体内における正確な作用機序については解析が進んでおらず、治療効果の実体は未だ明確でない。そこで本研究では、下肢虚血モデルマウスを用いて、移植した間葉系幹細胞とレシピエント側の細胞の遺伝子発現を解析することにより、間葉系幹細胞の生体内挙動の全貌解明に挑戦する。

研究成果の概要

間葉系幹細胞は再生医療の実用化に向けた臨床研究が急速に進んでいるにも関わらず、その培養方法や選別方法に統一されたスタンダードがほとんど存在しない。本研究は、マウス脂肪組織から回収した間質血管細胞群を用いて、培養の有無および培養条件の違いによる遺伝子発現変化を解析した。さらに下肢虚血モデルマウスにそれら条件の異なる細胞を投与し、治療効果を比較解析した。その結果、培養後の細胞は脂肪組織から回収した直後の細胞として遺伝子発現が大きく変化すること、また培養条件の違いにより分泌性因子の発現が変化することなどを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

間葉系幹細胞を用いた再生医療は、様々な炎症性疾患や虚血性疾患における新たな治療法として急速に研究が進められている。ところが、間葉系幹細胞の培養方法や選別方法は統一されておらず、どのような性質を持った間葉系幹細胞が高い治療効果を持つのかについて包括的な研究はほとんどなされていない。本研究は、培養条件の異なる間葉系幹細胞の遺伝子発現をシングルセルレベルで比較し、下肢虚血モデルマウスを用いてそれらの治療効果比較した。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 成熟胃オルガノイドの分化培養条件検討2019

    • 著者名/発表者名
      黒岩隆史、高田仁実、栗崎晃
    • 学会等名
      日本分子生物学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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