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骨形成におけるROSの影響とそれを抑制するインプラント表面の設計

研究課題

研究課題/領域番号 19K10228
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

尾立 哲郎  長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (70513167)

研究分担者 澤瀬 隆  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (80253681)
バラネザハド 有礼左 (バラネザハド アリレザ)  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (00608870)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードインプラント / 活性酸素種 / ROS / 骨形成
研究開始時の研究の概要

本研究課題においては、骨芽細胞に対する活性酸素種(ROS)の影響を解明し、それを制御する基質をインプラント表面へ応用することで、骨芽細胞の細胞死を減少させ、分化および骨形成を促進するインプラント表面を創生することを目的としている。
【実験1】骨芽細胞前駆細胞に抗酸化酵素遺伝子のsiRNAを導入し、細胞内ROSが上昇する状態を作製し、骨形成に関わる遺伝子発現の変化を測定する。これにより、分化および骨形成におけるROSの影響を考察する。
【実験2】ROSの影響を阻害する、または回復させ骨形成能を促進させる基質を検索する。
【実験3】インプラント表面に担持させ、骨形成促進能を評価する。

研究成果の概要

活性酸素種は骨芽細胞のアポトーシスや破骨細胞の増加をもたらすが、生体親和性の高いチタン表面でも発生することが報告されている。本研究ではインプラント表面と骨が早期に接合するように、抗酸化作用のあるSiおよびZnをチタン表面に担持させることを試みた。水熱処理を行うことでSiよびZn、またはそれら両方を同時にチタン表面に担持することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ある種の元素は骨形成を誘導することが知られている。本研究では、それらの中で抗酸化作用も併せ持つとされる、SiおよびZnをチタン表面に担持させることができた。これにより、早期にインプラント体と骨の結合が得られ、治療期間の短縮が期待される。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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