| 研究課題/領域番号 |
19K10517
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
|
|---|
| 研究機関 | 昭和大学 |
|---|
研究代表者 |
馬谷原 光織 昭和大学, 歯学部, 講師 (30384184)
|
|---|
| 研究分担者 |
野中 直子 昭和大学, 歯学部, 教授 (20307052)
中村 雅典 昭和大学, 歯学部, 客員教授 (50180394)
鈴木 久義 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (70300077)
作田 浩行 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (20341985)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
|---|
| キーワード | 医学教育 / モーションセンサー / 反転授業 / 客観的行動評価 / モーションセンサ / 教材開発 / 行動客観評価 |
|---|
| 研究開始時の研究の概要 |
医学教育における生体センシング技術を用いた新しい技能教育方法の開発をおこなう。医学教育において、工学分野・匠の技に相当する技能教授方法が具体的にどのようなものか検討が十分になされていない。申請者らは医学教育・教員の主観的評価に作用する無意識の重要性とその具体的な内容を明らかにしてきた。本学・歯学部と保健医療学部において、熟練者と初学者の無意識から生じる、体の動き、視線、心拍、体温情報使い、新たな技能教育教材を開発する。これを反転授業やAI教師に反映させ成果を学生に届ける。本研究はセンサを使ってみるだけではなく、シラバスを変更し実際の教育現場でどのような成果を上げるかまで、一貫して検証をおこなう。
|
| 研究成果の概要 |
【令和元年・2019年度】A-1)無意識のコツを明確に。B-1)歯形彫刻実習における教員・学生の手技差の定量化。C-1)ｅラーニングを通じた反転授業の成果をて報告。 D-1)学生100名の調査分析の成果を教育実践成果報告。【令和2年・2020年度】A-2)保健医療学部・作業療法学科の協力により関節可動域測定と筋力測定など計 6 項目で熟達者と初学者の違いを可視化できるようになった。新型MPプログラム(M-MP)拡張。学生にもわかりやすい「5秒の残像表現」機能追加は進歩に貢献。【令和3年・2021年度】目的C)研究成果をまとめ報告する準備を進めている。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医学教育の場面での技能伝承がどのようになされるか明確ではなかった。医学教育の実技実習でｅラーニング・個別学習（反転授業）が成果A)をあげ、これが新しい技能教育の始まりとなった。本研究はこれを向上させ、技能教育における無意識いわゆるコツの具体化を目標とする。研究の成果：A-1)無意識のコツを明確に。B-1)彫刻実習での手技差定量化。C-1)技能教育実施成果を報告。 D-1)100名調査分析の成果を報告。A-2)保健医療学部協力により技能教育における熟達者と初学者の違いをMPプログラムで可視化。姿勢情報などを容易に表現する新型MPプログラムを作成。今後は3年間知見を発表する準備を進めている。
|
