研究課題/領域番号 |
19K10737
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
大関 裕子 (北島裕子) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (40635760)
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研究分担者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 看護師 / 勤務帯リーダー / リーダーシップ / 評価尺度 / 尺度開発 |
研究開始時の研究の概要 |
①「看護師の勤務帯リーダーシップ評価尺度」を開発し、信頼性・妥当性を検証する。②時間管理行動をする看護師はリーダーシップ行動力が高いという 仮説を設定した上で、開発尺度を用いて縦断研究を行い、看護師の勤務帯リーダーシップへの影響要因を明らかにする。③影響要因分析および共分散構造分析から、実証研究に基づいた看護師の勤務帯リーダーシップを促進するプログラム開発を試みる。
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研究成果の概要 |
勤務帯リーダー看護師のリーダーシップ行動を質的研究から明らかにした。質的研究と先行文献から,勤務帯リーダーシップ行動を評価できる自己評価尺度を開発し,信頼性・妥当性を検証した。開発尺度を使用し,全国の勤務帯リーダーを担当する看護師を対象に,勤務帯リーダー看護師のリーダーシップ行動に影響する要因の因果関係を明らかにするために縦断研究を行った。その結果、病棟内チーム連携が良いこと,時間管理能力が高いこと,外向性のパーソナリティであること,看護系大学卒業であること,リーダーシップ関連研修経験があること,相談相手が上司や同期であると,勤務帯リーダーシップ行動が高いことに影響することが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師の勤務帯リーダーのリーダーシップ行動に影響する要因の因果関係を明らかにした先行研究はなく,本研究の新知見と考える。 本開発尺度は,勤務帯リーダーに関する学術研究や導入教育・振り返り・研修等に使用可能である。さらに,明らかになった要因に介入することで勤務帯リーダーのリーダーシップ行動が向上する可能性があり,看護ケアの質向上に貢献することができる。
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