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精神科看護師の看護専門職的自律性を高める心理教育プログラムの効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 19K10860
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関高崎健康福祉大学 (2021)
群馬医療福祉大学 (2019-2020)

研究代表者

酒井 美子  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 客員教授 (80412980)

研究分担者 関根 正  獨協医科大学, 看護学部, 教授 (20404931)
上原 徹  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 教授 (60303145)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード精神科看護 / 精神科看護師 / 看護専門職的自律性 / 職業的アイデンティティ / 精神科看護の専門性 / 心理教育アプローチ / 自尊感情 / 対照比較分析 / SCAT分析 / 専門性 / 心理教育 / プログラムの有用性 / 職業的ID / 職業アイデンティティ
研究開始時の研究の概要

精神科看護師の職業的IDを醸成し、職業的自律性を高めることを目的に作成した心理教育プログラムの効果をRCTに準拠し、看護師の職業的ID、看護専門職的自律性、自尊感情、レジリエンの関連から明らかにする。この研究によって、精神科看護の専門性確立に寄与でき、精神科看護の質向上が期待される。

研究成果の概要

研究の目的は、精神科看護師の専門職的自律性と職業的アイデンティティの醸成を目指した心理教育アプローチの効果を検証することである。主な成果は以下の3点である。
(1) 精神科看護師の専門職的自律性と職業的アイデンティティの醸成を目指した心理教育プログラムを作成した。(2)本心理教育プログラムの効果の検証を、無作為ウエイティングリスト法により量的な視点から行った。 (3) 本心理教育プログラムによって意識化された精神科看護師が認識する専門性の要素について質的な視点から明らかにした。
以上の成果から、本心理教育プログラムは、精神科看護師の臨床教育における一つの指針として提示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

有効性が示された本研究における心理教育プログラムは、①精神科看護師の職業的アイデンティティの確立に伴う看護専門職的自律性、専門性確立、および、精神科看護の質向上に寄与することが期待できる。②看護基礎教育や看護生涯研修、さらには多職種連携人材育成に応用の可能性がある。③精神科看護師が認識する精神科看護の専門性に関する知見の蓄積と体系化への一助になる。④精神科看護の専門性を明らかにすることで、精神科看護を可視化することができ、精神科看護の社会的評価を高める資料となる。⑤当該分野における学術研究の発展に資料的な役割を果たす。などの意義がある。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] SCAT分析による精神科看護師が認識する精神科看護の専門性2021

    • 著者名/発表者名
      酒井美子 関根正
    • 学会等名
      第35回日本保健医療行動科学会学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 精神科看護師の看護専門職的自律性を高める 心理教育プログラムにおけるSSTの活用2019

    • 著者名/発表者名
      酒井美子
    • 学会等名
      SST普及協会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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