研究課題/領域番号 |
19K11173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 天使大学 |
研究代表者 |
小澤 涼子 天使大学, 看護栄養学部, 准教授 (40636825)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 新規就農者 / 女性 / 健康観 / 健康 / プログラム開発 / 理論生成 / 健康増進 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、結婚や自ら農業経営を決断し就農する等の転機によって、これまでと異なる自然環境や地域の文化、人々の中で暮らしを営んでいる女性就農者が、新たな生活を通して自らの健康をどのように獲得しているのか、そのプロセスを理論化し明らかにする。結果を基に、女性就農者が健やかに働き暮らしていくための健康づくりプログラムを検討し試行する。試行した内容を評価し、女性就農者の健康づくりプログラムを提示する。
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研究成果の概要 |
本研究は女性新規就農者が健康を獲得するプロセスを解明し健康増進プログラムを開発することを目的とした。女性新規就農者は、地域や世代を超えた人々と関係を結びながら、農業と家庭や地域の役割を両立していた。その中で、農業を通して子ども達に生きることを伝え、農業の魅力を発信する等自身ができることを見出し、自分を誇らしく思えることが女性新規就農者にとっての健康として明らかになった。結果から、女性就農者が互いを労わり、自身を誇らしく思い働き暮らすための健康づくりプログラムを検討しWeb会議システムを用い試行した。自身の歩みや思いを語り合い自分の体にも意識を向けるプログラムは有益な機会となることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
女性就農者は創意工夫した農産物の加工販売や食育活動等でも強みを活かし食と暮らしを支える重要な役割を担っている。そうした女性就農者が健やかに働き暮らすための支援は、農業の活性化と地域の健康に資するものである。本研究は女性新規就農者にとっての健康を獲得するプロセスを明らかにした。女性就農者にとって農業を営む一人の人として認められ誇らしく働きよりよく生きることそのものが健康として表れていた。試行したプログラムは、女性就農者同士が自身の歩みを振り返り労わり誇らしく思う機会として健やかに働き暮らす健康につながり、女性就農者が能力を発揮できる環境整備の推進に健康の側面から働きかける一助として意義がある。
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