研究課題/領域番号 |
19K11194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
福岡 理英 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (40623814)
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研究分担者 |
木島 庸貴 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (10727233)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 高齢者 / 子ども / 世代間交流 / 介護老人保健施設 / 小児 |
研究開始時の研究の概要 |
少子高齢化による核家族化と高齢者の孤立により世代間交流は激減の一途にある。その中で我々は、世代間交流が高齢者と子どもの双方が互いに楽しみながら交流を図ることのできるツールであり、高齢者と子どもの心理的・身体的・社会的well-beingの向上に有効であることを示し、交流の重要性を示唆した。本研究の目的は高齢者と幼児にとって効果的で、実施者にとっても簡便な世代間交流プログラムのプラットフォームの提示である。本研究により高齢者のwell-beingおよび幼児の情操教育効果の向上が期待される。
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研究成果の概要 |
オンラインで実施できる世代間交流プログラムを作成し,その効果を検証することを目的とし,介護老人保健施設と幼児施設をオンライン中継でつなぎ,世代間交流を実施した。世代間交流プログラムは,①幼児たちのお遊戯・歌の発表会,②高齢者と幼児が一緒に手遊びを行う会を,各回一つずつ,間を空けて実施した。オンライン世代間交流の実施によって,高齢者の血圧低下・QOL項目の一部向上が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回開発したオンライン世代間交流プログラムについて,一定の効果があることが明らかになった。簡便なプログラムであることで,継続した世代間交流が可能であると考える。また,遠隔地での世代間交流,感染流行時期においても実施可能であり,今後活用が見込まれる。
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