研究課題/領域番号 |
19K11349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
比嘉 広樹 琉球大学, 工学部, 教授 (60295300)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | hand rehabilitation / assistive technology / biosignals / SVM / LSTM / virtual reality / リハビリテーション / 手指装具 / withコロナ / AR上肢 / 食事支援 / 筋電信号 / 機械学習 / 上肢運動支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、神経筋疾患患者の生体信号を活用したリハビリテーションを行うための上肢運動支援システムを製作する。本システムは食物や食器の把持支援を行う手指の把持支援装置、上肢の支持及びその運動をアシストする外骨格型フレーム、被験者の生体信号を取得するインタフェースで構成される。食事や水分摂取、卓上のモノを移動させるといったリハビリテーションをゲーム感覚で取り組める仕様である。生体信号からの特徴抽出には機械学習等を用いてパラメータの最適化を検討する。また拡張現実感も併用して、リハビリ効果の向上につなげるための工夫も施す。
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研究成果の概要 |
神経筋疾患患者の生活の質の向上を目的に、本研究では生体信号を活用してニューロリハビリテーションを行うための上肢運動支援システムの検討を行った。 具体的には、手指運動のリハビリテーションを想定し、生体信号を活用したコントローラと手指装具の製作および仮想リハビリ環境とネットワーク通信機能を作成し、これらの動作確認を行った。健常被験者による実験結果より、システムが適切に動作することが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で試作したリハビリ支援システムを用いることにより、健常被験者の生体信号を活用した手指のリハビリの支援を行えることが示された。患者が医師やリハビリ・スタッフらと直接対面できない状況でも、オンライン・マルチプレイが可能なネットワーク通信機能を使用することで遠隔からのリハビリ実施が可能であると考えられる。Withコロナ下での本システムの利用が期待される。
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