研究課題/領域番号 |
19K11414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
池上 章太 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (70723071)
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研究分担者 |
高橋 淳 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (60345741)
小関 道彦 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (50334503)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歩行バランス評価 / 体幹バランス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では「加齢に伴う脊柱アライメント悪化は歩行バランスの不良と相関する」という仮説を立て、まず、無線式体幹2点歩行動揺計を用いた低コストかつ簡便な歩行バランス評価システムを確立する。そして、脊柱アライメントと動的な歩行バランスの関連付けを行い、脊柱変形矯正手術に伴う歩行変化の観察を経て、一般住民に対する転倒予防運動指導をする際の介入の効率化、指導結果の可視化に結びつける。
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研究実績の概要 |
本研究では「加齢に伴う脊柱アライメント悪化は歩行バランスの不良と相関する」という仮説を立て、無線式体幹2点歩行動揺計を用いた低コストかつ簡便な歩行バランス評価システムを確立するという目標を立てた。最終的には一般住民に対する転倒予防運動指導をする際の介入の効率化、指導結果の可視化に結びつけることを狙っている。ただし、動的歩行バランス評価については確立した指標が存在せず、一般住民における正常者と脊柱アライメント不良者で何が異なるのかについては現状では明らかではない。そもそも客観的評価をするに値する計測が可能なのかもわかっていない。そこで、平成31年度は脊柱アライメント不良者における計測精度試験を開始した。計測精度を明らかにすることで、計測そのものの妥当性と、値の被検者間差、被検者内変化の臨床的意義を見出すことがこの段階での目的になる。令和4年度までで手術予定有訴脊柱アライメント不良者としては当院で手術のために入院した患者の術前歩行評価として計測を行った人数が16名となった。また、正常者の計測も16名となった。全員に対して体幹2点歩行動揺計によるバランス測定を3回ずつ行なった。脊柱アライメント不良者、正常者ともに15名を超えたところで測定によって得られる複数パラメータについてそれぞれ変動係数を計算し、各群の間でその比較を行うことを予定していたため、それを行い、論文としてまとめ、英文学術誌The Spine Journalに投稿した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルスの影響で住民検診が開始できない状況が続いていたため。
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今後の研究の推進方策 |
関係機関との入念な準備を進め、令和5年度よりようやく住民検診を開始することができた。体幹2点歩行動揺計による住民の計測も順調に進んでいるが、新型コロナウイルス対策もあり1日で検診をすることができる人数に制限がある。計測用の機材の数が限られており効率を上げる必要があると考えている。今後も地道に検診を進めていく。
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