研究課題/領域番号 |
19K11475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 武庫川女子大学 (2022) 順天堂大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
工藤 康宏 武庫川女子大学, 健康・スポーツ科学部, 教授 (30410864)
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研究分担者 |
深尾 宏祐 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (70598375)
工藤 保子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (90839490)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 臓器移植者 / 運動・スポーツ実施状況 / 臓器移植者スポーツ大会 / 運動・スポーツ実施 / 世界臓器移植スポーツ大会 / 移植者スポーツ大会 / 固形臓器移植者 / 競技スポーツ / スポーツ実施状況 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、我が国のパラリンピック競技、障害者スポーツおける環境整備、トレーニング方法開発、運動能力の測定法など、調査や実験、研究が蓄積されてきている。一方、一定の基準のもとに障害者同様、障害者手帳が交付される固形臓器移植者については、全国移植者スポーツ大会についての文献は散見されるものの、競技スポーツ選手としてのトレーニングの強度や頻度、身体的な影響、高強度・高付加のトレーニングの可否などについてはあまりわかっていない。本研究では、国内外の固形臓器移植者の競技スポーツ実施状況を明らかにし、今後、固形臓器移植者がスポーツに取り組む際のガイドライン作りなどに必要な基礎資料の収集・整理を目指す。
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研究実績の概要 |
COVID-19の世界的な感染拡大により、日本国内の全国移植者スポーツ大会は休止され、世界移植者スポーツ大会への選手派遣も中止されており、大会視察はできない現状にあった。2023年4月からようやく夏季大会がオーストラリアのパースで開催され、2024年3月にはイタリアで冬季大会が開催される予定であるため、従来の研究計画通り、冬季大会の視察を検討する。 その現状を踏まえ、日本の固形臓器移植者、および臓器移植者のスポーツ実施状況と競技スポーツ実施状況、日常的な運動・スポーツ実施状況の把握に努めることとする。そのための質問項目等を選定、検討中である。 また、World Transplant Games Federation(WTGF)によって2023年のパース大会の参加者調査が実施されていることから、WTGFの二次データ利用申請を行うことを検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
世界的なCOVID-19の感染拡大により、予定していた研究活動、および臓器移植者のスポーツ大会が休止されたため。所属先が異動となり、通常の業務エフォートと変わってしまったため。
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今後の研究の推進方策 |
予定していた世界移植者スポーツ大会の視察は、昨年度まで見送られてきたが、2024年3月にイタリアで開催される予定の冬季大会の視察を検討する。World Transplant Games Federation(WTGF)の二次データ利用申請や、ネットワークづくりを進める予定である。また関係機関との連携を継続し、日本国内の固形臓器移植に限定しない、臓器移植者の運動・スポーツ実施の現状把握を進める予定である。
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