研究課題/領域番号 |
19K11475
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
工藤 康宏 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (30410864)
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研究分担者 |
深尾 宏祐 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (70598375)
工藤 保子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (90839490)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 臓器移植者 / 運動・スポーツ実施 / 世界臓器移植スポーツ大会 |
研究実績の概要 |
世界的なCOVID-19の感染拡大により、2021年の世界移植スポーツ大会は中止となり、オーストラリアパースで開催予定の2023年大会は開催に向けたCOVID-19対策を検討中であるものの、いまだ示されていない。同様に日本においても昨年に続き2022年大会は中止が決定され、移植者を取り巻くCOVID-19に関わる環境は厳しい状態が続いており、本研究活動並びに研究計画はほぼ休止状態が続いている。 そのため、令和3年度は、先行研究と固形臓器移植と運動の介入、固形臓器移植者のスポーツ実施状況に関する情報や資料の収集と整理を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
世界的なCOVID-19の感染拡大により、当初予定していた研究活動がすべて実施できなかったため。また2021年度は本務校の学生寮の現場総責任者となったことから、国内におけるCOVID-19感染拡大に伴い本務校学生および入寮学生の感染対策の立案・実施業務など、通常の業務エフォートとは異なったため。
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今後の研究の推進方策 |
当初予定していた世界移植者スポーツ大会の視察、および国外の関係者とのネットワークづくりは本研究補助期間には達成することができないため、旅費として計上していた補助費の使途、あるいは返還を検討する必要がある。今後は、2022年度に収集した先行研究についてレビューを行うとともに、NPO法人移植者スポーツ協会ならびにNPO法人日本移植者協議会と連絡を取りながら質問紙調査の実施などを検討する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
世界的なCOVID-19の感染拡大により、当初予定した研究活動を見送らざるを得なかったため。 今後の使用計画としては、中止となった2021年の世界移植者スポーツ大会(米国ヒューストン)視察旅費として計上していた旅費は返還も視野に入れ、使途を検討する予定である。また、NPO法人日本移植者協議会と協議し、固形に限定せず臓器移植者を対象としたスポーツ実施状況の質問紙調査が実施が可能となった場合、その調査・分析等の費用として使用することを計画している。
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