研究課題/領域番号 |
19K11517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 久留米工業大学 (2021) 同志社大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
廣瀬 圭 久留米工業大学, 工学部, 准教授 (50455870)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 慣性センサ / 力センサ / 加速度解析 / 関節トルク / スキー / 回転半径 / GPSレシーバ / 地磁気センサ / 滑走速度 / スノーボード |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,広大や雪面を高速で滑走するスキー・スノーボードを対象とし,計測範囲による影響を受けないセンサシステムを用いた計測と3次元運動力学解析を併用し,他のスポーツとは運動の特徴が大きく異なる,ターンのメカニズムを計測情報と解析モデルの両方に基づいて解析し,定量的情報に基づくスキー・スノーボードの評価のための定量的指標を明らかにする.
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研究成果の概要 |
本研究では,実際の雪面を滑走するスキーヤー・スノーボーダーが行っている運動,生じている現象を定量化することにより,指導方法の改良や怪我の予防に使用可能な情報を示すことを目的としている.慣性センサ・地磁気センサを用いた運動計測と力センサを用いた雪面反力計測,GPSレシーバを用いた位置計測を併用することにより,単一のセンサからでは得られない,加速要素や減速要素,ターンの特徴を表す加速度成分等ついて定量化した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,スポーツの運動解析を加速度ベースで行うための新しい解析方法を構築し,実滑走におけるスキーヤーの運動解析に適用したものであることから,より詳細に運動解析を行うための新しい技術開発を行っている. また,スキーにおいて求められるより高速な滑走を行うための技術開発や怪我のリスクを減らすための予防法について検討を行うために重要な定量的な情報を提供するための方法を確立することができ,スポーツ科学分野における新しい知見を示している.
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