研究課題/領域番号 |
19K11536
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
野口 雄慶 福井工業大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50610581)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 漕パワー / カヌースプリント / パフォーマンス評価 / エルゴメーター / カヤック / カヌーエルゴメーター / 測定装置 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、カヤックエルゴメーターを利用した漕パワー測定装置を開発することである。初年度は最も推進力を得やすいキャッチ~プル局面を評価できるデータ処理方法を検討し、2年目に実際の測定装置の作成、評価変数の信頼性・妥当性を検証し、最終年度の3年目には水上でのパフォーマンスとの関係性を考慮した漕パワーの評価システムを完成させることを目標としている。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、カヤックエルゴメーターを利用した漕パワー測定装置を開発することであった。既存の装置を改良し、パドルがロープを引くときの負荷を計測するためのストレインゲージ計をとりつけ、エルゴメーターを漕いでいるときのパワー発揮値を計測した。開発した装置を用いて、選手が高いパフォーマンスを発揮できた時とできなかった時のデータを比較した。具体的には、姿勢条件の違いによる影響がパワー発揮値に影響を及ぼすかについて検討した。また、異なるウォームアップ条件後に200mを想定したエルゴメータによる漕パフォーマンス測定を行い、200mのタイムが速い時のパワー発揮値の変化を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カヤックエルゴメーターを用いた漕パワーの計測値を利用して、選手のパフォーマンスを評価する方法を検討する方法はこれまでにも提案されていたが、特に日本国内では広く一般的に普及した方法がなかった。本研究では、個人内でのパフォーマンスの変化を反映するデータを検討することで、指導現場でエルゴメーターを活用する際の基礎的な情報を提供することができた。
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