研究課題/領域番号 |
19K11539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 (2021-2023) 大阪薬科大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
当麻 成人 大阪医科薬科大学, 薬学部, 准教授 (20368179)
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研究分担者 |
出村 慎一 金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (20155485)
川端 悠 大阪公立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (20713390)
長澤 吉則 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (40299780)
松浦 義昌 大阪公立大学, 高等教育推進機構, 教授 (60173796)
青木 宏樹 福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 准教授 (90622564)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高齢者 / 転倒 / 敏捷能力 / 敏捷性 / 連続選択反応時間 / 転倒回避能力 / 転倒予防 / 反応時間 / 新規テスト開発 / 転倒回避テスト |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、高齢者の転倒予防のための新規転倒回避テストの開発を行い、そのテストの安全性や信頼妥当性を検証するため、以下の5つの検討課題を設定した。 1.適切なテスト条件、器具開発、2.転倒回避テストの実用性及び信頼性の検討、3. 新規転倒回避能力テストの妥当性の検討、4.転倒回避能力と転倒関連体力テスト及び身体機能テストとの関係の検討、5.運動実践及び本転倒回避テスト実践前後の転倒回避動作能力の変化の検討。 これら5つの検討課題を遂行、検証することにより、高齢者の転倒回避能力の向上および転倒予防に貢献できる。
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研究成果の概要 |
本研究は、高齢者の転倒回避テストを新規に開発することを目的とした。予備実験の結果を踏まえて、新規に四肢の連続選択反応テスト(以下、テスト)を作成し、テストの重要な条件である試行間信頼性及び妥当性を検討した。その結果、新規テストは、信頼性が高く、差異妥当性が保証されることが確認された。また、テストは、既存の敏捷能力テストと異なる敏捷能力を評価すると判断された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したテストは、高齢者の転倒可否能力を評価することが可能であり、転倒リスク者のスクリーニングに活用できる可能性がある。また、高齢者が本テストを行うことは、転倒予防のためのトレーニングを考案するための基礎資料となろう。一方、近年、子どもの怪我の増加が問題視されている。本テストはテスト方法が簡便であるため、子どもの転倒回避能力を評価するテストに応用可能である。
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