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幼児における客観的評価に基づいた身体活動促進と座位行動抑制方策の構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K11620
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

安藤 大輔  山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (10447708)

研究分担者 田中 千晶  東京家政学院大学, 人間栄養学部, 教授 (40369616)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード幼児 / 身体活動 / 座位行動 / 姿勢変化 / 加速度計 / 音楽 / 姿勢計
研究開始時の研究の概要

幼児期に遊びや運動をはじめとする身体活動の促進を図ることはその持ち越し効果の観点からも極めて重要である.近年,身体活動量のみならず座位時間や姿勢変化も健康指標と関連することが報告されているが,客観的な測定方法により,その実態を評価している研究は少なく,日本の実態は不明であり,姿勢変化を促し座位時間を減らす効果的な介入方法も不明である.そこで最終年度までに客観的計測が可能な姿勢計と加速度計を用いた研究にて,保育時間中の姿勢変化を促す事で座位時間を減らし,身体活動量を高めるための方策を構築することを目的とする.

研究成果の概要

本研究は,幼児の姿勢変化を促すことで座位時間を減らし,身体活動量を高めるための具体的な介入方法を構築し,その介入効果を客観的に評価するため3軸加速度計を用い分析し,保育施設内における環境設定のあり方に資する知見を得ることを目的とした.そこで本研究では,座位からの姿勢変化を促し自然と身体を動かすきっかけづくりとして「音楽」を利用した介入効果を検討した.その結果,座位行動,低強度身体活動,中高強度身体活動のいずれの活動時間や活動割合にも介入の影響は認められなかった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

幼児おける身体活動不足は世界中で問題となっており,これは主に座位行動で過ごす時間に起因することが指摘されており,その改善方法を検討することは重要である.そこで本研究では,幼児の身体活動促進や座位行動抑制に繋がる保育施設内で実施できる介入方法を検討するために音楽利用の効果を検討した.その結果,座位行動,低強度身体活動,中高強度身体活動のいずれの活動時間や活動割合にも音楽を利用した介入の効果は見られなかった.今後は,取り組みに用いる楽曲や音楽を流すタイミング,時間などを詳細に検討する必要性が示唆された.

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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