研究課題/領域番号 |
19K11794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 優子 札幌医科大学, 医学部, 助教 (80631142)
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研究分担者 |
佐々木 祐典 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (20538136)
小野寺 理恵 札幌医科大学, 医学部, 客員講師 (60393328)
岡 真一 札幌医科大学, その他部局等, 講師 (70789453)
本望 修 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90285007)
鵜飼 亮 札幌医科大学, 医学部, 助教 (30896113)
横山 貴裕 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60896116)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨髄幹細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
これまでの研究から、老化により生体内のMSCが機能低下(stem cell failure)を起こすことが、個体の老化の原因となっていると考えており、本研究で、MSCの投与・補充による“抗加齢効果”をもたらす詳細なメカニズムを解析し、健康寿命の延長をもたらす治療薬の開発に展開することができると考えている。本研究の成果により、老化の本質が明らかとなり、健康寿命の延長が可能となれば、超高齢化社会を迎えているわが国において、大きな福音となり、波及効果は極めて高いと思われる。
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研究成果の概要 |
超高齢化社会を迎える日本にとって、老化メカニズムを解明し、健康寿命を延長することは最重要課題である。骨髄間葉系幹細胞は、損傷時における治癒プロセスに貢献しており、既に複数の疾患をターゲットとした臨床応用が試みられている。我々は、これまでの研究から、老化により生体内の間葉系幹細胞が機能低下を起こすことが、個体の老化の原因となっているとの仮説を立て、神経疾患動物に対して、ラットから採取したMSCを経静脈的に投与した結果、寿命の延伸効果が得られることを報告した。本研究の成果により、健康寿命の延長が可能となれば、超高齢化社会を迎えているわが国において、大きな福音となり、波及効果は極めて高いと思われる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における研究の成果によって、認知症などの神経疾患動物モデルに対する骨髄間葉系幹細胞の経静脈的投与は病状の進行(運動・認知機能の低下)を抑制し、さらに寿命の延伸が得られることが判明した。超高齢化社会を迎える本邦にとって、健康寿命を延ばすことが可能になれば、今後における有用性を考慮した際の学術的・社会的意義は高いものと考えられる。
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