研究課題/領域番号 |
19K11813
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60010:情報学基礎論関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
周 暁 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (10272022)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | グラフ / 木 / 木幅 / アルゴリズム / FTPアルゴリズム / 計算量理論 / NP困難 / FPTアルゴリズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではグラフのライドシェアリング問題を解く効率のよいアルゴリズムの設計論を構築するとともに緊急支援物資輸送などへの応用可能な経路策定方法論を研究目的とする。ライドシェアリング問題を含む実社会で生じる問題のほとんどは一般グラフにおいて理論的にNP困難であることが示されている。グラフ構造がある程度制限した場合には多くのNP困難な計算問題が多項式時間計算可能であることが予想されている。本研究では、応用上よく現れるグラフのクラスに限定し、ライドシェアリング問題を解くアルゴリズムの設計論を構築し、大規模災害発生時に刻々変化する道路網に対応可能なよりよい緊急支援物資輸送経路を策定することが目的である。
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研究成果の概要 |
本研究ではグラフのライドシェアリング問題を解く効率のよいアルゴリズムの設計論を構築するとともに、大規模災害発生時の緊急支援物資輸送などへの応用可能な経路策定方法論を研究する目的であり、本研究で得られた成果として,グラフ特に木や木幅が小さいグラフに関する理論的な展開とアルゴリズムの効率化があげられる。 本研究で開発したアルゴリズムは、木やコグラフなどにおける数多くの組合せ問題に適用可能と思い、効率よいアルゴリズム、多項式時間アルゴリズム、FPTアルゴリズムの開発に貢献でき、しかも得られた成果をまとめた5編の学術論文を発表しており、高く評価できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的貢献として、グラフ特に木や直並列グラフや木幅が小さいグラフに関する理論的な展開とアルゴリズムの効率化があげられる。特に木に対しては、グラフの分割と巧みな動的計画法を導入して、FPTアルゴリズムを開発することにも成功した。特に本研究で開発したアルゴリズムは、木やコグラフにおける数多くの組合せ問題に適用可能と思い、効率よいアルゴリズム、FPTアルゴリズムの開発に役に立つと思っている。本研究で得られた成果をまとめた5編の学術論文が発表されている。これらのアルゴリズムの開発で導入された手法は多くの組合せ問題に応用可能であり、理論計算機科学分野の重要な成果である。
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