研究課題/領域番号 |
19K11924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
水本 旭洋 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 特任准教授(常勤) (80780006)
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研究分担者 |
安本 慶一 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (40273396)
諏訪 博彦 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70447580)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ワークエンゲージメント / IoT / 生産性向上 / 働き方改革 / ヘルスケア / モバイルヘルスケア / ユビキタスコンピューティング / スマートオフィス / Work Engagement |
研究開始時の研究の概要 |
本補助事業期間においては,まず,ポジティブ・ネガティブ両要素を包括する主観的なやる気評価指標を確立するとともに,センサデータ,および,やる気評価指標の収集・管理が行えるデータ収集プラットフォームを構築する.上記が完了したのち,オフィスや学術研究機関において,長期間のデータ収集実験を行い,センサデータを基にオフィスワーカのやる気を推定可能なモデルを構築する.また,やる気と各センサデータの時系列変化を分析することで,やる気が変化する要因の特定や将来のやる気が予測可能なモデルの構築を行う予定である.
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研究成果の概要 |
本研究課題では,労働者のWork Attitude(仕事への態度 ≒ やる気)を,客観的なセンサデータのみを用いて持続的に計測し,やる気低下の早期発見や低下の原因を特定できるような仕組みを実現するために、Work Attitudeを評価可能なアンケート調査票を開発し、アンケートに加えてWork Attitudeに関するデータを収集可能な複数のシステムを開発した。アンケート調査票と各システムを用いて、データ収集実験を実施し、Work Attitudeの各尺度を推定するモデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、Work Attitude(≒やる気)を評価可能な主観的な指標を新たに開発すると共に、客観的なセンサデータに基づいてWork Attitudeを推定するモデルを構築できたことに学術的な意義がある。また、本研究で開発したシステムや構築したシステムを用いることで、日々のやる気を記録することが可能であるため、COVID-19の影響により働き方が多様化し企業が労働者の身体・精神的な変化に気付きづらくなった現在において、個々人で自身のやる気を理解できることに繋がるという点で社会的な意義も大きい。
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