研究課題/領域番号 |
19K12172
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61050:知能ロボティクス関連
|
研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
李 仕剛 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (50252630)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 車椅子ロボット / 意図推定 / 注視点推定 / 注視点計測 / 視線計測 / 車いすロボット |
研究開始時の研究の概要 |
車椅子ロボットは、老人ホームや病院などで欠かせないものになっている。その操作性の向上は高齢者や体の不自由な方の介護における負担を減らすことにつながるだけではなく、車椅子ロボット利用者の日々の生活の質の改善にも役に立つと考えられる。本研究の目的は、車椅子ロボットのユーザの走行環境に対する注視(Gaze)情報から、ユーザの意図(Intention)を推定し、推定された意図の情報を車椅子ロボットの走行に利用する手法を開発することである。
|
研究成果の概要 |
高齢化社会において、車椅子の需要が増えている。その車椅子の操作性の向上は、安全と安心な社会の実現に繋がる。本研究は、車椅子に環境認識カメラと車椅子ユーザ顔認識カメラを取り付けて、車椅子ユーザがいつ、どこで、何を見たのかを解析することで、ユーザの意図を読み取り、さらに読み取れた意図に車椅子の移動に生かす視覚インターフェースを構築し、評価と改善を行なった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
目が心の窓であるという諺がある。本研究成果の学術的意義としては、車椅子ユーザの注視点から車椅子ユーザの動きの意図をどのような状況で、どのくらいの精度で推定できるのかを試みた。これからのこのような研究にも参考になると思われる。 本研究成果の社会的意義としては、高齢化社会において、高齢者の足の代わりの操作性の高い、使いやすい車椅子の提供は、高齢者の生活の質の向上、安全・安心な生活にもつながると思われる。
|