研究課題/領域番号 |
19K12245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小越 咲子 福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (70581180)
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研究分担者 |
嶋田 千香 (毛利 千香) 福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 特命准教授 (20345599)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 発達障害 / 就労支援 / 室内環境 / 情動コントロール / ICT / IoT / 支援機器 / 個人特性 / 情動 / 個別支援 / 家庭内環境 / 薬茶 / 睡眠 / 学習 / プラットフォーム |
研究開始時の研究の概要 |
発達障害者の就労、就労継続をサポートするために本研究では帰宅後の心身を落ち着かせることを目的とし、家庭内環境アセスメントバ ッテリーの開発を行う。さらに開発した指標を使用し、BMI-IoT技術により本人の日中の行動パターンや・飲食物情報・生体情報・ライフログから動的に室内環境を調整することで学習や睡眠、情動 の状態を改善コントロールする室内環境の研究開発を進める。
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研究成果の概要 |
発達障害者の就労、就労継続をサポートするため、心身を落ち着かせることを目的とし、帰宅後の行動・生活をサポートする家庭内要因について、日々の行動と環境要因に関するデータの収集とヒアリング調査を行い、家庭内環境アセスメント指標の開発を行った。開発した指標を使用し、本人の日中の行動パターンや・飲食物情報・生体情報・ライフログから動的に室内環境を調整することで学習や睡眠、情動 の状態を改善する室内環境コントロールシステムについて提案および効果の検証を行った。具体的には,情動コントロールを行う小空間環境,IoT植木鉢,薬茶システム等,簡易に室内環境調整ができるシステムを導出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍、室内での情動コントロールへのニーズが高まったことから、家庭内の行動・生活をサポートする家庭内要因(行動、睡眠、情動、飲食物等)について、日々の行動と環境要因に関するデータの蓄積とヒアリング調査を行った結果、家庭内においてもリラックスすることは困難であり、リラックスする環境の構築が必要であること,入眠や起床に関する課題が大きいことが明らかとなった。そのために情動コントロールや入眠前の光環境や起床から入眠に至る生活リズムを整えることが必要であり、それらのニーズを実現するための支援機器を開発,効果の検証を行ったことは社会的意義が大きい。
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