研究課題/領域番号 |
19K12254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 九州工業大学 (2020-2021) 星槎大学 (2019) |
研究代表者 |
山田 雅之 九州工業大学, 教養教育院, 准教授 (10610206)
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研究分担者 |
大海 悠太 東京工芸大学, 工学部, 准教授 (60571057)
遠山 紗矢香 静岡大学, 情報学部, 講師 (80749664)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 学習支援システム / 学習過程 / 協調学習 / アイスホッケー / 熟達過程 / 非同期 / 可視化 / 動作解析 / スキル獲得 / 発話分析 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は協調的な場面でのスキル獲得過程における動作と発話の分析結果可視化システムを開発する.具体的には①アイスホッケーにおける「スラップシュート」を一人で学習している場面の既存の動作及び発話のデータを用いて分析指標となるカテゴリを抽出しシステムを開発する.②次にグループでのスラップシュート実験を実施し,開発したシステムを用いて可視化する.上記2点の分析及び実験から将来的にはアイスホッケーにおけるスラップシュートの支援システムの開発及び学習過程における動作と発話の関係性や変化の過程についての理論構築を目指す.
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研究成果の概要 |
身体スキル獲得場面では,協調的な学習によって選手の理解を深めることを通じて,スキル獲得のための学習を支援する実践は数多くある.本研究では協調的な場面でのスポーツスキル獲得過程を対象として,動作と発話の分析結果を可視化する「学習過程可視化システム」を開発した.開発の過程において以下の3つの研究を実施した.①鉄棒スキル熟達過程に関する研究.②学習環境やチームにおけるICT活用に関する研究.③学習過程可視化システム開発に向けた実験および検証に関する研究.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて,スキル熟達過程に関する研究では,発話と動作のそれぞれの学習過程が明らかになりつつある.これに伴って可視化すべき情報やその手法についても検討が進んだ.スポーツにおける熟達化を支援するシステムにおいては学習者自身の興味関心に従って表示を変更できるようなシステムの重要性が示唆された.加えてオンラインで実施した実験では協調的な活動を生み出すための環境を構築する必要性も示唆された.
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