研究課題/領域番号 |
19K12284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
三武 裕玄 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (30613939)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | インタラクティブキャラクタ / 自律エージェント / アニメーションシステム / 躍度最小軌道 / マイクロスリップ / キャラクタアニメーション / 自動生成 / プロシージャルアニメーション / 動作生成 / バーチャルヒューマン / キャラクタAI / 感覚運動モデル / 動力学シミュレーション |
研究開始時の研究の概要 |
CGキャラクタを用いた魅力的なエージェント実現のために、魅力的な動作を直感的な方法でデザインでき、状況に応じた多様な反応を自動生成する動作生成エンジンの実現を行う。 1.キーフレームに類する直感的な方法で直接動作の目標ポーズを指定できること 2.滑らかな加減速や揺れ・自然なランダム性が自動で付与されること 3.できるだけ多数の動作を破綻なく同時に実行する能力をもつこと の特長を備えた動作生成エンジンを実現する。
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研究成果の概要 |
行動決定AIからの簡単な指示だけで状況に応じた多様な反応を自動で行わせることができ、なおかつ魅力的な動作を直感的な方法でデザインできる動作生成エンジンを実現することは、魅力的なコミュニケーションエージェントを実現する上で重要性が高い。 そこで、身体部位の位置・姿勢到達運動を単位とし、逆運動学と物理演算によって到達運動により全身の身体動作を生成する身体動作生成エンジンの実現、従来のアニメーション手法で作られた動作データを到達運動列によるアニメーションに変換する手法、および提案エンジンにおいて失敗と修正の繰り返しであるマイクロスリップを自動生成することで状況に応じた変化を与える手法の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高度なインタラクションが可能なキャラクタを創作するには多くのアニメーションデータや時間のかかる機械学習を必要とし、そうでない場合アニメーションデータの切り替えを用いる従来の手法では動作の自然さに乏しかった。提案手法は簡便な創作手法でも身体を用いた高度なインタラクションを可能にする。これにより、生物らしい反応動作そのものを簡単に手作りすることができるようにし、生活の様々な場面を彩る多彩なキャラクタエージェントが創作される基盤を提供する。
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