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ツーリズム・レクリエーション利用者による支払いのあり方についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K12556
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80020:観光学関連
研究機関上智大学

研究代表者

柴田 晋吾  上智大学, 地球環境学研究科, 教授 (60726066)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードPES型VGS / ツーリズム・レクリエーション利用者による支払い / 湯沢町自然環境保全基金 / レクリエーション利用者 / ツーリズム / 生態系サービスへの支払い / 環境保全活動 / 協力企業(アンバサダー) / レクリエーション利用 / 訪問者贈与スキーム / 入域料 / 生態系サービスへの支払い(PES) / ツーリズム・レクリエーション利用 / 訪問者支払い(Visitor Giving)
研究開始時の研究の概要

持続可能なツーリズム・レクリエーション利用を推進するため、受益者であるツーリズムやレクリエーションの利用者による自主的な環境保全目的の支払いを促進するための「訪問者支払い」、及び入域料等の徴収の仕組みについて、欧州における取り組みについての情報収集を行うとともに、日本における取り組みの現状と可能性を調査、検討する。

研究成果の概要

本研究では、受益者負担による持続可能なレクリエーション・ツーリズムの推進の観点から、レクリエーション利用者等からの支払いを得る手段としての「生態系サービスへの支払い(PES)」型の「訪問者贈与スキーム」(以下、PES型VGSと称する)などのレクリエーション利用者による支払いの可能性についての実証的な検討を行った。具体的には、イギリスのコッツウォルズ保全委員会(CCB)によるPES型VGSの取り組みやイタリア・ボルゴバルディターロにおけるキノコ採取チケットシステムなどについての知見を得るとともに、新潟県湯沢町において日本で初めてとなるPES型VGSのスキームを構築をし、社会実験を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

環境価値を保全・実現するための政策手法としての「生態系サービスへの支払い(PES)」の取り組みが世界的に推進されているが、その多くは制御的regulatory生態系サービスに関するもので、景観美やレクリエーション価値などの文化的な生態系サービスについての取り組みは多くないのが現状である。本研究によって、この面での突破口となる可能性があるPES型VGSなどのレクリエーション利用者による支払いについての知見を明らかにするとともに、日本で初めてとなるPES型VGSスキームを構築するとともに、社会実験の取り組みを行った。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 生態系サービス林業/森林サービス産業とイタリアにおける先駆的取り組み2020

    • 著者名/発表者名
      柴田晋吾
    • 学会等名
      日本森林学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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