研究課題/領域番号 |
19K12669
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 静岡理工科大学 |
研究代表者 |
定国 伸吾 静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (00454348)
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研究分担者 |
松田 崇 静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (20781454)
水野 信也 静岡理工科大学, 情報学部, 教授 (60714524)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 風景 / インタラクションデザイン / 情報デザイン / データサイエンス / 定点カメラ / 色彩 / デザイン / 風景記録システム / 風景からの色彩抽出 / グラデーション / 色彩の予測 / 地域資源 / 素材 / 観光 |
研究開始時の研究の概要 |
日常風景の美しい瞬間を記録・予測・配信し、これにより、日常風景の鑑賞行為を新しくデザインすることを目的としている。風景の記録と予測、発信が、風景の鑑賞行為を促すと考え、定点からの風景の記録画像と、気象観測装置やインターネットから取得する周辺の気象条件をデータサイエンスを用いて解析し、風景の変化の予測を試みる。また、その記録や予測を、適切なヴィジュアルやAPIで配信し、風景の鑑賞、風景の色の活用に関して新しい情報デザインやインタラクションデザインの実践もおこなう。日常の風景を鑑賞対象に変えうる本研究は、地域における新たな観光資源の創出への波及効果が期待できる。
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研究成果の概要 |
四年間研究期間を通じて、定点カメラを通じて風景を定期的に記録し、その記録と周辺の気象条件のデータを組み合わせ分析することで、風景の変化を予測する手法を検討・試作した。加えて、システムを通じて収集したデータを配信するためのシステムのUIの検討を進め実装した他、これらのデータのAPIを通じた配信とその応用可能性について検討した。具体的な応用例として印刷物やグッズも制作した。一連の活動の成果は、学会発表や展示を通じ公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、身の回りに存在する風景の変化の予測を試みるものであり、このことにより風景と人との新たなインタラクションの可能性を探る試みである。本研究期間においては、特に夕焼けについてその実装をおこなうことができた。また、その記録を、適切なヴィジュアルやAPIで配信し、風景の鑑賞、風景の色の活用に関して新しい情報デザインやインタラクションデザインを創出することも実現した。本研究のアプローチは、風景の価値を再発見する試みであり、地域の新たな資源創出に繋がりうる。
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