研究課題/領域番号 |
19K12883
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
|
研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
吉川 雅博 大阪工業大学, ロボティクス&デザイン工学部, 准教授 (40584511)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 義手 / 先天性形成不全 |
研究開始時の研究の概要 |
国内の先天性形成不全児の年間出生件数は約400件と推計されている.前腕欠損に対する支援機器としては,前腕義手がすでにあるものの,重さや成長に伴うサイズ変更に課題がある.さらに重度の上腕欠損や肩欠損に対しては,有効な支援機器がほとんど存在しない.そこで本研究では,先天性上肢形成不全児のための小型軽量の電動義手を実現する.電動ハンド,電動肘,電動肩,ソケット(欠損部位を挿入)をモジュール化し,距離センサを用いた操作システムと組み合わせて用いることで,前腕欠損,上腕欠損,肩欠損のすべてに対応可能な電動義手を開発する.
|
研究成果の概要 |
先天性上肢形成不全児の欠損の状態は様々であり,それぞれの欠損の状態に合わせて提供できる電動義手はほとんど存在しない.そこで本研究では先天性上肢形成不全児のための小型軽量の電動義手の開発を行った.電動ハンド,電動肘,電動肩,ソケットをモジュール化し,距離センサを用いた操作システムと組み合わせることで,前腕欠損,上腕欠損,肩欠損のすべてに対応可能な電動義手を実現した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,電動ハンド,電動肘,電動肩,ソケットをモジュール化し,距離センサを用いた操作システムと組み合わせることで,前腕欠損,上腕欠損,肩欠損のすべてに対応可能な電動義手を実現した.電動義手はユーザが使用できるレベルに達しており,これまで適当な電動義手の存在しなかった先天性上肢形成不全児(特に上腕欠損と肩欠損)に対して,新たな義手の選択肢を提供できる.
|