研究課題/領域番号 |
19K13801
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
高木 修一 富山大学, 学術研究部社会科学系, 講師 (00803462)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 製品評価 / テキストマイニング / 機械学習 / 分散表現 / 製品開発 / イノベーションの評価 / 可視化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、製品評価枠組みの変化の全体像を可視化する。特定の製品カテゴリー(例えば「スマートフォン」や「カメラ」)に関するインターネット上のクチコミを分析し、どの製品が従来とは製品評価枠組みを変えたものと言えるのか、どの製品が従来の製品評価枠組みの中に留まっていたものなのか、を明らかにする。所謂、「画期的な新製品」や「製品改良」という曖昧な存在について、定量的に明確化を試みるものである。
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研究成果の概要 |
本研究では、インターネット上の特定製品カテゴリー(携帯電話やデジタルカメラなど)に関するクチコミを収集・整理し、機械学習技術による分散表現テキストマイニングを用いて特徴や変化について分析した。本研究の成果は、多数ある製品カテゴリーのごく一部であるが、製品評価の枠組みを可視化したことである。これまでのような主観的な製品評価ではなく、客観的に存在するデータを用いて、製品評価枠組みの特徴や変化について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義は、これまで曖昧に議論されてきた製品の評価について、データ分析を通じて可視化できる可能性を示したことにある。学術的な観点では、製品開発の議論の基礎にある製品(研究対象)の違いをデータから明確にできる可能性を示したということができる。実務的な観点から見れば、世の中の製品を消費者が製品を「新製品」として認識したのか、「改良製品」として認識したのか、客観的に把握する可能性を示したということができる。
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