研究課題/領域番号 |
19K14351
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
小川 勝史 大阪電気通信大学, 工学部, 講師 (70826528)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | IoT / 教育工学 / Society5.0 / ロボット教材 / センサネットワーク |
研究開始時の研究の概要 |
Society5.0の実現には,IoT・ロボット等の先端技術に関する幅広い知見と個々の専門分野でそれらを活用する実践力を併せ持つ人材育成が必要であり,このような知見と実践力をいかに涵養するかが課題である. 簡単な操作で所望するIoTシステムを手軽に構築し,計測データを一括管理できる「センサベースIoT学修システムSILS(Sensor based IoT Learning System)」を開発する.SILSによる授業実践を行い,学習効果の検証,学習時の身体的・心理的メカニズムを明らかにし,基礎/実践的ICT学習やIoTシステム異分野活用学習等に関する授業案策定を行う.
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研究成果の概要 |
本申請研究では,階層的に明示化したIoTシステムモデルを基にした「センサベースIoT学修システム SILS(Sensor based IoT Learning System)」の開発した.また,その教育手法であるISEM (IoT System based Educational Method)を開発し,情報教育を支援するカリキュラム案の策定を行った. 授業実践を行った結果,学習者は授業を難しいと感じているにもかかわらず,学習へのモチベーションを高く持続することができた.指導して頂いた先生方からは生徒に階層構造で示すことで内容を伝えやすかったという好意的な意見が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Society5.0では,IoTで人とモノがつながり,知識や情報が共有され,ロボットが人の生活活動の可能性を広げる昨今において,①IoT・ロボット等の先端技術に関する幅広い知見を持ち,②個々の持つ専門分野において,それらを活用する実践力を併せ持つ人材の育成が必要であるが,これらを効率的・効果的に学べるアクティブラーニングの報告は少なく広く浸透していない.本申請研究では,階層的に明示化したIoTシステムモデルを基にした「センサベースIoT学修システム SILS(Sensor based IoT Learning System)」の開発し,情報教育を支援するカリキュラム案の策定を行った.
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